ねぇトッス、バイトが忙しいんだけど、司書資格取れるかなぁ…?
大丈夫!僕はフルタイムで働きながら取ったんだよ!
「図書館司書の資格に興味があるけど、働きながら取ることできるのかなぁ…?」と悩んでいる方はいませんか?
また、「半年で司書資格を取りたいけど、どうやって進めたらいいんだろう?」という方もいると思います。
僕はフルタイムで働きながら、2021年10月に近大通信教育部の図書館司書コースに入学し、2022年3月ですべての科目を修了しました。
僕がどのように勉強を進めて半年で司書資格を取得できたか、紹介しますね!
僕は、以下のスケジュールで学習を進めていきました。
月数 | 日付 | 内容 |
---|---|---|
入学前 | 8月末 | 近大に出願 |
9月頭 | 教材受け取り レポート作成スタート | |
1か月目 | 10/1 | 入学 |
7科目レポート提出 情報資源組織論 情報サービス論 図書館情報技術論 児童サービス論 生涯学習概論 図書・図書館史 図書館制度・経営論 | ||
10/3 | 児童サービス論レポート提出(2回目) | |
10/4 | 生涯学習概論レポート提出(2回目) | |
10/5 | 図書館調査・インタビュー | |
10/6 | 児童サービス論レポート提出(3回目) | |
10/8 | 図書館概論レポート提出 | |
10/14 | 図書館サービス概論レポート提出 | |
10/20 | 図書館情報概論レポート提出 | |
10/27 | 図書館情報資源特論レポート提出 | |
2か月目 | 11/1 | メディア授業 情報サービス演習受講開始 |
11/14 | 科目終末試験受験 【午前】 図書館情報技術論 図書館情報資源概論 【午後】 情報サービス論 図書館情報資源特論 | |
11/26 | この日で全科目レポート合格 | |
3か月目 | 12/5 | 科目終末試験受験 【午前】 図書・図書館史 図書館サービス概論 【午後】 図書館制度・経営論 図書館概論 |
12/6 | メディア授業 情報資源組織演習受講開始 | |
4か月目 | 1/9 | 科目終末試験受験 【午前】 児童サービス論 生涯学習概論 |
1/25 | メディア授業 情報資源組織演習テスト受験 | |
1/29 | メディア授業 情報サービス演習テスト受験 | |
5か月目 | 2/6 | 科目終末試験受験 【午後】 情報資源組織論 |
2/26 | メディア授業テスト合格発表 | |
6か月目 | 3/24 | 最後の科目終末試験合格発表 全科目修了\(^o^)/ |
試験はすべて1回で合格しました。レポートの科目別の合格日は以下の記事に記載してますので、参照してください。
僕の学習スケジュールのポイントは、2点あります。
僕は入学1か月目ですべてのレポートの提出を終え、残りの期間を科目終末試験とメディア授業に集中しました。
レポートは再提出を含め、2か月目の11/26にはすべて合格していました。
心がけたのは、レポートが再提出になったら放置せずにすぐ修正することです。
間を空けてしまうと、前回書いたときの記憶が薄れてしまうため、自分の記述がどういう思考で書いたのか分からなくなります。
結果、手直しにも時間が掛かってしまいます。
再提出の場合は添削者の講評があるので、その講評と前回の記憶をうまく活用しながら書けば効率よく再提出レポートを作成することが可能です。
僕は児童サービス論と生涯学習概論が再提出となったのですが、急いで再提出に取り組んだことで、どちらも最初の提出から1週間以内に合格することができました。
このように、入学当初にレポート作成をいかにがんばれるかというところが、後々の学習に余裕を生む鍵となります。
できる限りのスタートダッシュを決めましょう!
レポートの作成は、以下の記事を参考にしてみてください。
また、レポートを短時間で入力する方法はこちらです↓
実は最短での合格を目指して、4か月目(1/9)に終末試験を3科目受験することも可能でした。
でも、僕は受験を2科目に絞り、あえて1科目を翌月に回しました。それには3つの理由があります。
理由①
情報資源組織論は、情報資源組織演習のメディア授業を終えてからの方が試験勉強が頭に入ると思ったから
情報資源組織論のレポートは、キーワードが用意されているので割と書きやすいのですが、試験となると話が別です。
科目終末試験問題集を見れば分かるように、難しい用語がたくさん出てきてテキストを読むだけではなかなか頭に入りません。
情報資源組織演習のメディア授業で先生の説明を受けてから情報資源組織論に取りかかれば、テキストも理解しやすくなると考えました。
実際にメディアの後に試験勉強をしたことで、以前テキストを開いたときよりも内容がすんなりと頭に入るようになりました。後回しにして正解でした!
理由②
メディア授業受講中に、テキストが読みづらい生涯学習概論の試験対策と、他の科目より準備が必要な児童サービス論の試験対策もしながら、さらに1科目増やすのは厳しいと思ったから
ほかの記事でも書いていますが、僕は生涯学習概論のテキストが苦手で、いつも辛い思いをしながら時間をかけて読んでいました😅
また、児童サービス論は、テキストだけでは対応できない問題(後述)が度々出題されるという情報があったので、その準備に時間がかかっていました。
しかも、その時期はメディア授業の真っ最中です。
これはさすがに時間が足りない…
すべてが中途半端になることを避け、科目終末試験は2科目だけにしました。
「二兎を追う者は一兎も得ず」のコトワザを教訓としたね
まあ二兎(2科目)は追ったけどね💧
理由③
科目終末試験を翌月に回しても、勉強の期間は最短の場合からわずか6~12日間伸びるだけだったから
2021年度後期の場合、メディア授業のテストは1/25から1/31までの間に自分で好きな日を選んで受けることになっていました。
一方、2月の科目終末試験の日は2/6。
仮に1/25にメディア授業のテストを終わらせるとしたら、12日後になります。メディアを1/31に受けるとしたら、わずか6日後です。
最短で試験を受けるのは、「早く勉強から解放されたい」「楽になりたい」という気持ちがあるからですよね?
でも、仮に試験に落ちてしまった場合、次に受けられるのは翌々月(6か月目)で、合格発表は更に翌月(7か月目)です。
「そんなリスクを背負うくらいなら、勉強の期間を6日間だけ延長して確実に合格しよう」と考えました。
結果、伸ばした6日間で情報資源組織論の試験対策を集中して行い、無事一発合格することができました。
作戦がうまくいったといえるでしょう!
ちなみに2022年度の年間行事予定表をみたところ、前期のメディア試験期限は7/31、翌月の科目終末試験は8/28です。
後期のメディア試験期限は1/31、翌月の科目終末試験は2/5です。
前期の場合は、メディア試験を期限日に受けた場合、次の科目終末試験まで約1か月空くことになります。少し長いですね…。
後期の場合は、わずか5日間しか空きません。これなら、最短での勉強期間とさほど変わりませんね。
後期の履修生で短期合格を目指す方は、リスク回避のため僕と同じように科目終末試験1科目を5か月目に回す選択肢も検討した方がいいでしょう!
僕は、試験もレポートも勉強法は基本的に同じで、テキストの読み込みを主としてやってました。
テキストの読み方はこちらの記事を参考にしてください!
ネットで情報を収集していると、「科目ごとに終末試験問題集にある20問すべての解答を用意した」というすごい修了生の方もいましたが、僕はやりませんでした。
1問当たり1000字で解答案を作るとしても、1000字✕20問=20,000字です。
1科目当たり2,000字のレポート10個分です😅
レポートを1つ作るのにも大変なのに、10個相当と考えるとさすがに時間が足りません💦
しかも、“どの問題も出題されない可能性がある”というか、むしろ同じ問題が出る可能性の方が低い…。
この方法は「時間の限られた社会人には向かないなぁ…」と思い、僕はひたすらテキストと参考文献の読み込みに励みました。
ただし、児童サービス論だけはテキストのみでは対応できない設題に備え、いくつか問題集の問題をピックアップし、解答案を用意しました。
etc.
児童サービス論の試験対策については、児童書に詳しい方以外は時間を掛けてでもやったほうがいいと思います!
対象が乳幼児や小学生の本、僕もいろいろ読みましたが面白かったですよ~😉
フルタイム勤務の社会人がいつ勉強してたの?
そう思われる方も多いと思います。僕は次の4つを活用して勉強時間を生み出していました。
僕は現在、家から職場まで45分かけてバス通勤をしています。
その間、テキストや参考文献を読んだり、スマホでメディア授業の動画を観たりして有効活用していました。
また、時折在宅勤務も行っていたので、その時は往復の通勤所要時間90分を丸々勉強時間に充てることができました。
僕は趣味の1つとしてマラソンをしています。
例年10月から3月まではマラソンのオンシーズンで、各地でハーフ、フル、ウルトラなどさまざまなマラソン大会が行われます。
僕は、オンシーズンはいつも月1回以上のペースで大会に出場していました。
しかし、みなさんご存じのとおり、コロナが流行してからはほとんど大会が開かれていません。
大会に出場していた時間がすべて空くことになります。
また、大会に出る際は完走だけが目標でなく自分なりの目標タイムを設けるため、練習も時間をかけてしっかりやります。
練習の総時間は、むしろ大会本番の時間よりも長くなります。しかし、大会がなくなったため、それも全部なくなりました。
そこで、これまで走ることに費やしていた時間を大幅に削減し、走るのは週2回程度にとどめ、残りを全部司書資格の勉強に充てることにしました。
誰もが同じだと思うのですが、このご時世でめっきり友人や同僚との交流が減りました。
以前は飲みに行く機会も少なからずあったのですが、今はほぼありません。
人付き合いが減り空いた時間を、勉強に費やすことにしました。
普通だと1回当たり最大90分かかるメディア授業を倍速再生して短時間で観ていました。
Google Chromeの拡張機能を使えば簡単ですよ😊
やり方はこちらの記事をみてくださいね。
上の②と③は僕が図書館司書の資格を取ろうと思ったきっかけの1つでもあります。
数年後、平時に戻った際に“あの頃コロナがあったせいでアレもできなかった、コレもできなかった😭”とネガティブな思いを抱えたくありませんでした。
(決して望んだことではないけれど)“あの頃コロナがあったことでアレもできた、コレもできた😆”とポジティブに振り返られるようにするため、不可抗力で生まれた時間を大切に使おうと考えました。
「コロナに精神面で完全勝利」するための自分なりのささやかな抵抗です😅
うちはむしろやるべき仕事が増え勉強時間なくなったよ…
そういう方もいると思います。実際僕も、2020年度はコロナのせいでこれまでなかった仕事が急増して大変でした…。
仕事増で勉強時間がなかなか確保できないという方は、せめてネットでの情報収集だけでも毎日やっておきましょう。
このブログのように現役生や修了生が運営しているブログはたくさんありますし、Twitterを使うのもいいと思います。
日常的に情報を得ておくだけで、いざ時間に余裕ができた際に手際よく勉強を進めることができます。
近大に在籍中の方は、KULeDの掲示板も積極的に訪問しましょう。励みになりますよ!
残業が多く、勉強する時間がとれないときは、思い切って休みましょう。
「睡眠時間を削ってでも勉強がんばる!」という方もいるかもしれませんが、おすすめしません👹
僕は過去に超激務の部署にいた経験があり、終電やタクシーで帰るのが日常化していた時期があります。
その時は、寝てても仕事の夢ばかりで眠りが浅く、睡眠不足から来る慢性的な頭痛、肩こり、脱毛、白髪の増加等に悩まされました。
これらの症状は、配属替えで残業が少ない所に異動し、睡眠もしっかり取れるようになったことで治まっていきました😄
睡眠はとても重要です。年配の方はもちろん、若い方も無理は禁物です。将来ツケがまわってきますよ!
がんばり過ぎるあまり、毎日仕事と勉強に追われ気が立っている方はいませんか?
加えて家事や育児も一生懸命という方も多いでしょう。
時には勉強のことを忘れリフレッシュすることも大事ですよ。
リフレッシュすることで疲れて活動が低下した脳が活性化します(-ω☆)キラリ!
長い目で見ると、脳が疲労を抱えたまま知識を詰め込むより、はるかに効率よく知識を記憶として定着させることができます。
丸1日趣味に没頭したり、美味しいものを食べたりするなど、思い切り楽しみましょう🍰
僕の場合はジョギングや筋トレなど、活字から離れ運動することでリフレッシュしていました。
朝早く車も人も少ない時間帯のジョギングやウォーキングは、清々しい気持ちになれてオススメですよ~!
ちなみにビーちゃんって何のバイト?
…交通費何桁だよ!