司書資格とったよ!次は何の勉強しようかな~
おめでとう!僕は司書の次にITパスポートに合格したよ
ITパスポート試験とは
ITパスポート(iパス)とはどのような試験でしょうか?
公式サイトから転載します。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
独立行政法人情報処理推進機構HPより(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html)
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
ITの基本が身についているか確認する試験なんだね
ITパスポートと図書館との関係は?
で、トッスはなんで司書の次にiパスを目指したの?
iパス合格のための勉強が図書館でも活かせると思ったからだよ
例えば…
- 情報技術に関する知識(≒図書館情報技術論。ICタグなど最新の情報技術を学び、図書館で活用)
- 経営戦略、経営全般に関する知識(≒図書館制度・経営論。組織のマネジメントを学び図書館運営に役立てる。)
- 個人情報保護の知識(≒図書館概論。個人情報を取り扱う図書館において万全の情報セキュリティ対策を講じる。)
このように、ITパスポートはITの知識だけでなく、企業活動、経営戦略、会計や法務など、幅広い知識を習得することができるんです!
最近では東京都が合格者に対して受験料を補助する制度を設けるなど、iパスに対する注目度が年々高まっています。
図書館への就職活動に当たっても有利になる資格じゃないかなと思います。
ITパスポートの試験概要
試験j時間 | 120分 |
出題数 | 小問:100問 |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 |
合格基準 | 総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること 総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点) 分野別評価点 ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) |
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。 |
採点方式 | IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出します。 |
受験手数料は7,500円です。(2023.9.10時点)
勉強方法
テキストを読む
司書の勉強も同じですが、資格試験でまず重要なのはひたすらテキストを読んでインプットすることですね😊
僕は「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集/著者:高橋京介」というテキストを使いました↓
この本を選んだ理由
- 図が多くて頭に入りやすかった
- 無駄を削ぎ落とし、合格するのに必要最小限の情報のみ記載されていた
- アドバイスが的確と感じた。(「プログラミングの問題は初心者には難しいため、捨ててもよい」と書かれており、実際に僕には理解ができなかったため捨てました(^_^;)
書店でいろいろな本を手にとって比較してみましたが、この参考書が1番自分に合っていると感じました。
アプリで過去問を繰り返し解く
アプリのいいところは、すきま時間に効率よく勉強できるというところですよね。
無料過去問アプリがたくさん出ています!
僕は1番ダウンロード数の多かったにしむら工房の「ITパスポート問題集Lite(全問解説付)」というアプリを使いました。
いろいろあるので、お好きなものをインストールすればいいと思います。
グーグルプレイを開いてみたら、上で紹介した「絶対合格の教科書」の著者がかかわった過去問集アプリもあるみたいです。
YouTube で勉強する
僕はテキストやアプリのほか、YouTubeも参考にしていました。動画のほうが文字よりも頭に入りやすいですよね。
下の「ITすきま教室」とか観てましたね。ほかにもいろいろあるのでチェックしてみてください。
ポイントは、できるだけ直近に更新されているチャンネルを選ぶこと!
古いものは試験範囲の変更・拡大や法改正などが反映されていない可能性があります。
通信教育で勉強する
「最新の動画で学びたい」「いろいろ自分で探すのが面倒」「もっと簡単に合格したい」という方は通信教育もオススメです!
Studying(スタディング)だと、テキストから動画まで一式揃って7,920円と格安です(2023.9.10時点)。
無料お試しもあるみたいなので、まずは試してみてはいかがですか?
(無料お試し)ITパスポート合格までの勉強時間は?
ぶっちゃけ人それぞれですね
正直、人によってだいぶ差が出ると思います(^_^;)
パソコンが得意な方なら、無勉でも受かる人多いんじゃないですかね~💦
そうじゃない場合でも、集中して取り組むことができれば1~2か月程度で合格できると思います。
ちなみに僕は勉強開始から2か月半くらいで合格しました。
まあ試験日の変更は3日前まで可能なので、ひとまず2か月程度を目標にしてみてはいかがでしょうか。
勉強していて難しいと感じたところは?
英語の略語が多くて覚えるのが大変!例えば…
- BPO(Business Process Outsourcing 自社の業務の一部を一括して外部委託すること)
- RFI(Request For Information 情報提供依頼書)
- BYOD(Bring Your Own Device 従業員が個人の端末を業務に使うこと)
などなど。
社会人で勉強する時間があまりとれないけど、合格できるかな?
大丈夫。企業勤めの社会人の方が学生より理解は早いと思います。
例えば経営戦略やシステム監査の意義などは、意識せずとも日常的に接しているはずなので、納得しやすいです。
逆に学生は学生で、社会に出る前からこういった知識を得ておけば、いざ就職した際にスムーズに適応できるはず!
まとめ
ITなしでは生きていけない時代の中で、ITパスポートの価値はこれからますます高まっていくと思います。
今後は「持っていると就職に有利」というよりも、現代を生きるうえで最低限の資格として「持っていて当たり前、持っていないと減点」という位置づけになるかもしれません。
司書資格を取得した方は図書館情報技術論などで学んだ知識のアップデートも期待できますので、ぜひチャレンジしてみましょう!
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