レポートの書き方はわかったけど、たくさんあってどれから書いていいかわからないよ~
僕の経験をもとに、おすすめのレポート作成の順番を紹介するよ!
僕は半年での全科目修了を目指し、レポート作成順を決めました。
選択科目の図書館サービス特論と図書館実習は受講していないので、それらを除いた11科目のおすすめの作成順を紹介します。
なお、この記事は2021年度受講の経験をもとに書いていますので、状況が変わる可能性もあります。
また、経験を踏まえたオススメなので、僕自身は若干作成順が前後しているレポートもあります。
最優先は情報資源組織論と情報サービス論!
最初に書いた方がいいのは
・情報資源組織論
・情報サービス論
この2つです。
理由は、これらのレポートを提出しないと、入学月の15日が期限(4月入学は4/15,10月入学は10/15)の「情報資源組織演習」と「情報サービス演習」のメディア授業申込みができないからです。
メディア授業は年に2回しか受けられないため、この機会を逃すと次は半年後となります。
万が一後期の授業を受けて試験に落ちてしまったら、再受講には学籍延長しなければなりません。
スクーリングをするという方は別ですが、メディア授業を受ける予定の方は、年に2回しかないチャンスを確実につかみましょう。
情報資源組織論と情報サービス論では、どっちから書いた方がいいの?
どっちかといえば情報資源組織論かな
どちらが先でも構いませんが、情報資源組織論は設題が2つあり、それぞれ5つのキーワードを使って書く設題となっています。
1題当たりの文字数が1,000字と少なめなこと、キーワードがあり要点がはっきりしていて書きやすいことから、レポートを書くのに慣れるという意味でおすすめです。
設題2では、所在記号(背ラベル)の調査も必要だよ
次は評価に時間のかかる図書館情報技術論!
近大の掲示板上で(悪い意味で💧)話題となっている図書館情報技術論は、提出から評価までにかなり時間がかかります。
僕の場合は、10月1日に提出し、11月19日(49日後)に評価があり、全科目の中で最長でした。
掲示板をみると2か月以上待っている方もいて、49日でもまだマシなほうだったようです。
2か月待って「再提出」でまた2か月って考えたら泣いちゃいそう…
2022年になり改善を求める声が続出していることから、大学側が対策を講じることを示唆しています。
しかし、どの程度改善されるかは未知数のため、早めに提出するのに越したことはないでしょう。
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児童サービス論をサクッと終わらせよう!
次におすすめなのが、児童サービス論です。なぜなら、この科目は1回で合格することが難しい科目だからです。
僕も3回目で合格しました。早い段階で取り組んだ方がいいでしょう。
また、この科目は試験も難しく、教科書だけでは対応できない問題もよく出ます(『児童の年代別におすすめの本を紹介せよ』等)。
試験対策に時間をかけるためにも、レポートを早めに提出することをおすすめします。
レポートの設題は割と身近なサービスについてなので、比較的筆は進めやすい科目と思います。(ただ、再提出となる…💦)
ありがたいことに、児童サービス論のレポート添削は、図書館情報技術論とは逆にものすごく速いです。
僕の場合は、3回とも提出した翌日には評価が返ってきました。
速く返してくれると、前回の記憶が残った状態で取り組めるので、修正作業も楽です。
僕も提出を3回要しましたが、最終的に初回提出日(10/1)の6日後(10/7)には合格できました(^^)/
講評もしっかり書いてくれるので、モチベーションも上がります⤴
児童サービス論のレポートは短期間に集中して取り組み、合格をゲットしましょう。
テキストが読みづらい生涯学習概論を早めに!
生涯学習概論は個人的に苦手でした(苦笑)。
というのも、テキストの文章が堅苦しくて読みづらく、内容がなかなか頭に入りません。
生涯学習概論は、皮肉なことに生涯学習をする小さな人間(←司書資格を目指す僕)に対し「バカめっ、貴様に生涯学習なぞ許さぬ!」と立ちはだかる超大型巨人でした💧
これは試験も苦労するぞ…
そう考え、何度も試験を受けることも覚悟し、できるだけ受験回数を確保できるよう早めにレポートに取り組みました。
案の定、レポートは1回では合格できず再提出となりましたが、幸い提出してから評価までに時間がかからない科目で、的確な講評もいただけたので、2回目で合格することができました。
僕と同じようにテキストをめくって「うっ…!」と思った方は、できるだけ早めにレポート作成をすることをおすすめします(^^;)
図書・図書館史で中休み
上の5科目を終わらせる頃には、だいぶ疲れが溜まっていると思います。
ここで中休みとして、比較的書きやすい図書・図書館史(選択科目)のレポートに取り組みましょう。
図書・図書館史のレポートはテキストの要約が中心ですので、それほど難しくありません。
僕は一応参考文献も用意しましたが、歴史に詳しい方ならテキストだけで充分書けると思います。
日本と西洋、どっちを選んだらいいの?
僕は会場受験用問題集に「日本」の問題が多かったので、日本を選んだよ。
実際の試験も日本の問題が出たよ。
図書館概論と図書館サービス概論は同時に図書館調査・インタビューをする!
図書館概論と図書館サービス概論は、図書館の調査・インタビューが必要な科目です。
レポート作成に慣れてきたこの辺で、効率よくいっぺんで調査を終わらせましょう。
図書館概論の「レポート作成上の留意事項・ポイント」に「図書館にインタビューの申し込みを行うこと」とあります。
でも、基本、数値的なデータは図書館にインタビューしなくても公表されている資料から拾えます。というよりも、拾うべきでしょう。
図書館には、公表資料から読み取れない事項(その図書館の課題や力を入れているサービス等)のみインタビューするようにすれば、お互いに時間が節約できます。
公表資料やインタビューから収集した情報は、両方のレポートに共通して使うことができます。
間を空けることで公表資料が更新され、新たなデータを拾い直すハメにならないよう、2つのレポートを一気に書き上げましょう。
図書館情報資源概論と図書館情報資源特論はセットで!
図書館情報資源概論と図書館情報資源特論(選択科目)は、親和性の高い科目です。
それな!「概論」と「特論」だもんね⤴
参考文献が共通しますので、セットで書くことをおすすめします。
この頃には結構図書館学についての知識が増えてきて、一見難しそうなこの2科目のレポートも他の科目の知識を活用しながら割と楽に書けるようになっているでしょう。
この2科目は、科目終末試験も同じタイミングで受けるといいと思います。
そういえば、ずっと特論(とくろん)を持論(じろん)って言ってる人がいたなぁ
僕ですwレポートも試験も合格してから気づきましたw
図書館制度・経営論は腰を据えて力技で挑め!
最後に図書館制度・経営論のレポートを作成しましょう。
こちらも、他の科目で習得した知識を応用することをおすすめします。
例えば、図書館法第3条の解説がサービス概論のテキストにありますし、図書館調査もここで生かせると思います。
ただし、はっきりいって難関です。
2021年・2022年のレポートについて、「組織づくりの5項目」はまぁ教科書をまとめるだけでOKですが、それと図書館法第3条を結びつけるというのが至難の業でした。
正直「関係ないんじゃね?」と…(^^;)
どうにか組織づくりと法第3条を力技でこじつけて作成しましたが、我ながらよく書けたなと思います。
個人的に先生の模範レポートを一番読みたい科目です。
屁理く…違った、「こじつけ力」が試される科目だよ!
ほかを終わらせた後に腰を据えてじっくり取り組もうっと。
まとめ
僕がおすすめするレポート作成の順番のまとめです。
- 情報資源組織論
- 情報サービス論
- 図書館情報技術論
- 児童サービス論
- 生涯学習概論
- 図書・図書館史☆
- 図書館概論
- 図書館サービス概論
- 図書館情報資源概論
- 図書館情報資源特論☆
- 図書館制度・経営論
☆は選択科目
近大司書コースは、レポートを提出しないと科目終末試験やメディア授業が受けられないというルールがあるので、次の行動を見据えて計画的に取り組むことが重要です。
僕のおすすめは上のとおりですが、まずは
- 自分がいつまでの修了を目指すか
- 科目終末試験をどの順番で受けるか
- 複数回チャレンジしそうな科目はどれか
ということを考えて計画を立てるとよいでしょう!
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