いろいろ届いたけど、まず何をしたらいいかな?
いよいよ司書資格学習のスタートだね!順を追って説明するよ
※2022年になり書類のデジタル化が進み、僕が受講開始した2021年とは紙で送付されてくるものに変更があるようです。
2022年の情報を確認した上で記載しますが、若干違っている場合があるかもしれませんのでご了承ください。
また、僕は図書館実習はしていないため、それに関する記述は含まれていないことを重ねてご了承ください<m(__)m>
はじめに、テキストなどとは別に、学生証(科目履修生は身分証明証)とユーザーID通知書が届きます。同封の説明書をみながらKULeDにログインしましょう。
ログインできたら「梅信」(ばいしん。近畿大学通信教育部のインフォメーションサイト)、近大メールなどを確認してみましょう。
注目すべきは、「梅信」の「書式ダウンロード」から取得できる「面接授業(スクーリング・メディア授業)<時間割>」と「科目終末試験<受験要項>」です。
メディア授業は前期5月~7月、後期11月~1月と決まっていますが、スクーリングはこの時間割を見て初めて自分の地域での開催日程が分かります。
時間割を確認しながら、自分がスクーリングを受講するか、はたまたメディア授業にするかということを決めるとよいでしょう。
年10回の試験日程と受験申込期限が確認できます。
ユーザーIDとパスワードはブラウザに記憶させることができますが、学生証の左側バーコード下の英数字「A(数字8桁)A」は、試験の申込み時や本番の際に毎回手入力が必要です。
「メモ帳」等に記載してパソコン上に保存しておくことをおすすめします。
僕はずっとそれをしないで、試験や申込のたびに「あっ、学生証どこだったっけ?」と探すハメにおちいってました(^^;)
KULeDのマニュアルを見るとMicrosoft InternetExplorer 11なども使えるようです。
(2022.3.28追記:InternetExplorer 11は2022.6.15にサポート終了が決定しているので、期限後は使わない方がいいでしょう。)
でも、パソコンでメディア授業を受ける予定の方は、拡張機能で再生速度を変更できるGoogle Chrome(グーグルクローム)をオススメします!
繰り返しの視聴がとても楽になります。
>>メディア授業を倍速再生する方法は?YouTubeやアマプラもOK!
(2022.3.28追記:試してみたところ、マイクロソフトエッジでも拡張機能の導入が可能でした。
ただし、2022年3月現在、エッジはKULeDのマニュアルに対応ブラウザとして掲載されていないので、注意が必要です。)
レポート添削完了のお知らせなどが届きますが、僕は正直、それほど見ていません。レポートの合否は、レポート提出画面で簡単に確認できるからです。
近大メールはメールを開かないと何の科目か分からないことと、ログインの際に度々2段階認証を求められるのがわずらわしいので、全然使っていません。
テキストと一緒に、補助教材として科目終末試験問題集とレポート設題集が冊子で送られてきます。
この2冊に軽く目を通して気持ちを高ぶらせつつ(もしくは難しい言葉の羅列に若干引きつつw)、学習スケジュールを組み立てます。
ここで重要なのは、近畿大学通信教育部司書コースで学習を進めるための6つの基本ルールです。
①面接授業(メディア授業・スクーリング)科目である情報資源組織演習・情報サービス演習の申し込みは、それぞれ情報資源組織論または情報サービス論のレポートの提出が必要。
②各科目の終末試験も、それぞれレポートの提出が必要。
③上記①・②は、レポートを提出さえしておけば申込みは可能であり、その合否は関係ない。
④科目終末試験は1日に最大4科目まで受験できるが、午前の部・午後の部で受験できる科目が決められている。
⑤科目終末試験は、年に10回。4月と10月はなし。
⑥科目終末試験は、受験月の翌月の試験申込期限後に結果が出るため、落ちていても同じ科目は2か月連続で受けられない。
(2021年の例:受験日5/24、6月申込期限6/8、5月試験結果発表日6/24。不合格でも次の受験は早くて7/18)
これらのルールを踏まえ、スケジュールを立てていきましょう。
ちなみに僕は、半年後に仕事が忙しくなることが分かっていたので、半年で司書資格を取得するためのスケジュールを立てました。
このブログは、基本その経験をもとに、短期間で資格取得する方法を紹介しています。
ですが、スケジュールは人それぞれです。必ずしも短期間で取得したほうがいいわけではありません。
じっくり時間をかけて学んだほうが理解も深まり、実際に司書になったときに生きてくると思います。
みなさん自分の都合と照らし合わせて、より自分にとって学習がプラスとなるスケジュールを組みましょう。
それでは、具体的に検討していきましょう。
レポートはルール①を踏まえ、情報資源組織論と情報サービス論から書きましょう。
ほかの科目のおすすめ作成順についてはこちらをご覧ください。
上の記事でも触れていますが、レポートは添削時間の長さも考慮して作成していくことをおすすめします。
参考までに、僕のときの「レポート添削時間が長かったランキング」がこちら👇
科目 | 提出日 | 評価日 | 日数 |
図書館情報技術論 | 10/1 | 11/19 | 49日 |
図書館情報資源特論 | 10/27 | 11/26 | 30日 |
図書館情報資源概論 | 10/20 | 11/14 | 25日 |
情報資源組織論 | 10/1 | 10/20 | 19日 |
図書館概論 | 10/8 | 10/24 | 16日 |
情報サービス論 | 10/1 | 10/14 | 13日 |
図書館制度・経営論 | 10/1 | 10/10 | 9日 |
図書館サービス概論 | 10/14 | 10/17 | 3日 |
図書・図書館史 | 10/1 | 10/3 | 2日 |
児童サービス論 | 10/1 | 10/2 | 1日 |
(児サ2回目) | 10/3 | 10/4 | 1日 |
(児サ3回目) | 10/6 | 10/7 | 1日 |
生涯学習概論 | 10/1 | 10/2 | 1日 |
(生学2回目) | 10/4 | 10/5 | 1日 |
みなさんの予想通り、図書館情報技術論がダントツの1位でした。僕は49日間でしたが、人によっては2か月以上待っている方もいるようです。
再提出の可能性も考慮して、早めに取り掛かることをおすすめします。
科目終末試験はルール②(レポートの順番)とルール④~⑥を踏まえ、受験スケジュールを組みましょう。
ルール④の午前・午後の振り分けは以下のとおりです。(科目終末試験問題集p8より)
午前の部 | 午後の部 |
生涯学習概論 | 図書館概論 |
図書館情報技術論 | 図書館制度・経営論 |
図書館サービス概論 | 情報サービス論 |
児童サービス論 | 情報資源組織論 |
図書館情報資源概論 | 図書館情報資源特論※ |
図書・図書館史※ | ― |
図書館サービス特論※ | ― |
1日に3科目以上受験する場合でも、“午前または午後の科目から3科目選択“ということはできないので注意しましょう。
また、ルール⑤(年に10回)・ルール⑥(連続受験不可)のとおり、受験のチャンスは1科目につき1年で最大6回です。
万が一の際の受験機会を確保するため、難しそうな科目からチャレンジしていくとよいでしょう。
ちなみに僕は、図書館情報技術論が1番点数が低く60点でした。ギリギリ「可」で合格…。
ほかの方のツイートやブログ等の情報からも、この科目は結構難しい印象があります。
あと、児童サービス論は試験対策に結構時間がかかる(児童の年代別におすすめの本のピックアップなど)ため、受験する際は余裕を持って臨みましょう。
さらに、もう一つポイントとしては、情報資源組織論の科目終末試験は、面接授業(メディア授業・スクーリング)で情報資源組織演習を受講してから受験することをおすすめします。
僕もメディア授業を終えてから受験したのですが、動画でじっくり学んでいたことにより試験勉強(教科書インプット)がはかどりました。
上の方でも書きましたが、面接授業の時間割をみながらスケジュールを立てましょう。
2022年度の時間割は3月15日にKULeDに掲載されました!学外の会場が2021年の13会場から2022年11会場と少なくなっています。
前期(5~7月)、後期(11月~1月) 各3か月間
本校
・日曜スクーリング(日曜日3週連続、計3日間、3期)
・土曜スクーリング(土曜日3週連続、計3日間、3期)
・土・日曜スクーリング(土日2週連続、計4日間、2期)
・夏季スクーリング(3日間連続、3期)
学外
・北海道から沖縄までの計11会場(開講時期は会場による。3日間連続)
学外スクーリングについて、北海道・東北・中国・四国・沖縄では、情報資源組織演習・情報サービス演習がそれぞれ年に1回ずつしか開講しないことに注意しましょう。
メディア授業とスクーリング、どっちにしようかな~?
こう悩んでいる方はいませんか?
実はこれ、同一科目の同一講師でなければ、両方とも申し込みが可能です!(『学習の友2022年度版』P18参照)
決められない場合は、両方申し込んでおくことをおすすめします。
全然悩まない!私はスクーリング1択!
こうお考えの方もいるでしょう。
ただ、このようなご時世ですので、スクーリングが突然中止や延期となり、ご自身の都合と合わなくなる可能性もあります。(去年は大学側が掲示板でメディア授業の受講を推奨していました。)
ですので、何が何でもスクーリングで単位を取得したいという方以外は、メディア授業の申し込みも併せて検討することをおすすめします。
メディア授業の申込期限は前期4/15、後期10/15です。
お忘れなく!
図書館概論と図書館サービス概論(あと少しだけ情報資源組織論)のレポート作成には、図書館調査・インタビューが必要となります。
このようなご時世ですので、現在近畿大学は図書館に赴くことなくインターネットなどを活用して作成することも認めていますが、できるだけ現地調査を行った方がレポートが書きやすいでしょう。
ただ、調査時期を決めたとしても、緊急事態宣言の発令等により突然図書館が休館になるということも十分想定されます。
こればかりは誰にも予想がつかないので、あとあとのスケジュールに響かないよう、(レポートの作成は後にするとしても)図書館調査・インタビューはタイミングを見計らって先に済ませておくというやり方もあると思います。
情勢をみながら適切にご判断ください。
僕は修了生の方がネットで紹介していた方法を参考に、グーグルドライブのスプレッドシートでこんな感じの表を作って管理していました。
縦に科目を並べ、横に試験やレポートに関する項目を設け、その都度更新していきました。
今回、ブログにアップするに当たり見栄えを少しキレイにしましたが、実際にはフォントを大きくしたり、セルに色付けしたり、備考をいろいろ書いたりと、もっとゴチャゴチャしてました(^^;)
ま、自分が分かりやすければいいですよね💦
僕はエクセルではなくグーグルドライブ内のシートで作成したことで、スマホでも確認でき、より使いやすく感じました。
さまざまな方法があると思いますので、ご自身が管理しやすい方法をいろいろ工夫してみてくださいね。
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実はコレ、『学習の友』でも紹介されてるんです。(2022年版p.67)
正科生はもちろん科目履修生でも利用でき、現在通常のプライム会員の場合も簡単に切り替え可能。
これは使わないともったいない!
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もしや童話で有名な方ですか!?